子どもの熱中症対策、外出前に準備しているもの

体験談

朝、玄関を出た瞬間の「うわ、今日もヤバいな」という感覚。ここ数年、夏の外出は完全に別物になりましたよね。

子どもを連れて出かけるとなると、大人だけのときとは準備の量がまるで違います。しかも子どもは自分から「暑い」「しんどい」と言えないことも多いので、親が先回りして備えるしかありません。

今回は、子どもと夏に出かけるときに実際に準備しているものと、その理由をまとめてみました。

大人の「暑い」と子どもの「暑い」は違う

準備の話の前に、前提として知っておきたいことがあります。

地面に近いほど、アスファルトの照り返しの影響を強く受けます。ベビーカーや小さな子どもの身長の位置は、大人の顔の高さよりも体感温度がかなり高くなるんですよね。つまり、パパが「そこまで暑くないかな」と感じていても、子どもはもっと過酷な環境にいる可能性があります。

加えて、乳幼児は体温調節機能がまだ未熟で、汗をかく能力も大人より低いとされています。「大人が平気なら子どもも平気」という発想は、夏に関しては通用しないと考えたほうがよさそうです。

必ず持っていくもの

水分は「多すぎるかな」くらいがちょうどいい

これは毎回、想定より1本多く持つようにしています。ぬるくなると子どもが飲みたがらないので、凍らせたペットボトルと常温のものを組み合わせておくと、後半まで冷たさが残ります。

  • 麦茶(カフェインが少なく、水分補給向き)
  • 経口補水液や子ども用イオン飲料(汗を大量にかいたとき用)
  • 凍らせたペットボトル1本(保冷剤代わりにもなる)

凍らせたボトルをタオルで巻いて保冷バッグに入れておけば、飲み物を冷やしつつ、必要なときは首元を冷やすのにも使えます。荷物を増やさずに二役こなせるのが便利です。

着替えは1セットでは足りないことがある

汗で濡れた服を着たままだと、冷房の効いた場所に入ったときに一気に体が冷えます。汗をかいたら着替える、を前提に、上下1セット+インナー予備くらい持っておくと安心です。

吸水速乾素材のインナーを1枚着せておくと、汗が肌に残りにくくなるのでおすすめです。

日除けは帽子だけに頼らない

  • つばが広く、首の後ろを覆えるタイプの帽子
  • 日焼け止め(子ども用の低刺激タイプ)
  • ベビーカー用の日除けカバーやサンシェード

日焼け止めは2〜3時間おきの塗り直しが基本なので、小さいサイズを持ち歩くようにしています。汗で流れやすいので、出発前に塗ったきりだとほぼ意味がなくなってしまうんですよね。

冷却グッズは「首・脇・脚の付け根」を狙う

体を効率よく冷やすには、太い血管が皮膚の近くを通っている場所を冷やすのが有効とされています。具体的には首まわり、脇の下、脚の付け根です。

  • 冷却タオル(濡らして振ると冷たくなるタイプ)
  • 保冷剤+薄手のタオル(直接肌に当てないため)
  • 冷感シート

保冷剤を直接肌に当てると凍傷のリスクがあるので、必ずタオルなどで包んでから使うようにしてくださいね。

出かける前に確認していること

持ち物と同じくらい大事なのが、出発前の判断です。

暑さ指数(WBGT)と警戒アラートをチェックする

気温だけでなく、湿度や日射も加味した「暑さ指数(WBGT)」を見るようにしています。環境省の熱中症予防情報サイトやアプリで確認でき、熱中症警戒アラートが出ている日は予定そのものを見直します。

「せっかく予定してたから」で強行すると、だいたいろくなことになりません。中止できる予定なら中止する、という判断も立派な熱中症対策だと思っています。

涼める場所をあらかじめ調べておく

行き先までのルート上に、コンビニ・商業施設・図書館・公共施設など、冷房の効いた場所がどこにあるかを事前に把握しておきます。自治体によっては「クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)」が設けられているので、そちらも確認しておくと選択肢が増えます。

子どもがぐずり始めたときに「あと5分歩けば涼しい場所がある」とわかっているだけで、親の心の余裕がまったく違います。

時間帯をずらす

気温が最も高くなるのは昼過ぎから夕方前にかけてです。可能なら午前中の早い時間か、夕方以降に予定を寄せると、それだけでリスクがかなり減ります。

子どものサインを見逃さないために

準備をしていても、油断はできません。小さい子は自分の不調をうまく言葉にできないので、親が観察するしかないんですよね。

  • 顔が赤い、あるいは逆に青白い
  • 汗が急に止まった
  • ぐったりして反応が鈍い
  • ふだんより機嫌が悪い、泣き方がいつもと違う
  • おしっこの回数が減っている

特に「汗が止まった」は体温調節がうまくいっていないサインの可能性があるので、注意が必要です。少しでもおかしいと感じたら、涼しい場所に移動して体を冷やし、水分を取らせてください。意識がはっきりしない、水分を受け付けないといった場合は、ためらわず医療機関に相談しましょう。

まとめ:荷物は増えるけど、備えた分だけ気が楽になる

正直、夏の外出は荷物が増えて面倒です。でも「足りなかったらどうしよう」と思いながら出かけるより、多少重くても準備しておいたほうが、結果的に楽しめる時間が長くなる気がしています。

全部そろえる必要はないので、まずは水分と冷却グッズ、日除けの3つから見直してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

ケイスケ

子育て中のパパ。買って使ったもの、選ぶときに調べたことを、家族の時間が増えたかどうかで正直に書いています。

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